当社への就職を決めたのは、同じことを繰り返すより、日々変化がある方が自分に合っていると思ったから。工場見学でボトリングシステム全体を構成するさまざまな機械をオーダーメイドしていること、大きな機械をみんなで力を合わせて作っていることを知り、この会社ならこれから先も仕事に興味を持ち続けられそうだと思いました。完成した機械の据え付けや定期点検といった出張も、北海道から沖縄まで訪問先が全国にあると聞いておもしろそうだと思いました。実際、社内とは違う経験ができますし、きれいな景色やおいしいものにも出合える充実した時間です。
所属している製造部では、機械の組み立てを担当。当社ではお客様の要望に合わせてカスタマイズするため一つとして同じ機械はなく、時には部品から作ることもあります。入社してまず担当したのがこの部品作り。工具の使い方を学び、少しずつ作業の難易度を上げながら、安全上のルールや組み立ての基本的なノウハウを身に付けました。入社3年目からは据え付けや修理の出張に同行。トラブルの原因が分からず何時間も機械の前で悩んだこともありますが、一つ一つの経験がスキルアップにつながっておりすべて意味があったと思っています。「ありがとう」「助かったよ」という言葉を直接お客様からいただけることもやりがいになっています。
最近では、現場の取りまとめやお客様への対応といったチーフの役割を任されることが増えてきました。認めてもらえたという誇らしさの片隅に、まだ組み立てたことがない機械がたくさんあり、人との会話もあまり得意ではないため自信を持てない自分もいます。そんな気持ちを振り払うためにも、今後はいろいろな現場を積極的に経験して知識を増やし、正式にチーフとして認めてもらうことが目標。入社して7年たった今でも前向きでいられるのは、お客様の反応を直接感じることができる距離の近さ、大変だけれど挑戦しがいのある仕事、そして職場の良い雰囲気のおかげ。特に若手社員は休憩時間にキャッチボールをしたり、休日も一緒に遊んだりするほど仲が良く、それが仕事のしやすさにもなっています。
朝礼後、パートナーと本日の行動予定や業務の優先順位を確認。
組立や溶接などの作業。細部の仕上げについて設計担当者と現場で打合せをすることも。
クライアントへの対応。機械トラブルの際は状況から原因を予測し電話やメールで対処法を伝えたりもします。
組み立て途中の機械に工具が残っていないかを確認し、掃除をして業務終了。